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褐色の山田入林道

 

長野県上高井郡高山村の七味温泉と万座峠を結ぶ山田入林道に行ってきました

ここは以前行った毛無峠とともにマークしていて、我が朋友、林道愛好家の山神氏といつか行ってみたいですねと語っていた所です
ずいぶん時間が経ってしまいましたが、ようやく行けました

距離的にはそう長くはないのですが、路面の状態が悪く思ったより時間がかかりましたが、無事完抜きできました

今回は七味温泉側から入った。ココ
いきなり工事現場のAゲート封鎖(~_~)
後で気が付いたが、左側にパスルートがあった

標識を確認して出発です

すぐに踏切ゲート。施錠している

道自体は傾斜もなく概ね自然土で走りやすい
辺りにはかなり硫黄の匂いがする

分岐に出た。本線は右に

この橋を渡ると状況が一変した

路面がエグれて、笹や雑草が生い茂る。おまけに砂地で実に走りにくい

この崩落は通過路を確保してあった

山々の緑が朝日に映える。実にすがすがしい(^^)

 

目の前に砂防ダム群が現れ、景色が褐色に変化した。空の青とのコントラストが強烈だ

相当崩れやすい地形らしく、石がゴロゴロ

ここは水が流れた跡のよう

さあ、ここからつづら折りを登っていく。かなり無理をした造りだと想像できる

これは大きめの崩落! 道はあるのか?

まずは歩いて確認する
なんと、タイヤ1本分確保してある。先人達の功績に感謝m(_ _)m

 

(反対側からの画像)
右側は谷底。道があまりにも狭い、しかも谷に向かって若干傾斜している。めっちゃ怖い
バイクを押して行こうか、乗っていこうか、すごく悩む

びくびくするコースがしばらく続く。マジで怖かった(@_@

そして苦難は続く。大きな石が行く手を阻む
崩落で進めなければいま来た道を戻らなければいけない。常にドキドキだ

ここも、岩を乗り越える

もうすぐ終点だと思っていたら、石がゴロゴロ・・・

停まって見下ろすと、走ってきた道が見える。かなりの高低差

終点ゲートに到着~ ここもなにげにエグれてる。踏切ゲートで施錠

なんとか無事に万座道路に出た

何度かロードバイクで訪れて見た風景。気になっていたけど、やっと全貌が見ることができた

 

先人達のおかげで何とか抜けることができた
崩落したままの状態で岩を除かなければならない状況なら、きっと引き返していただろう

七味温泉の入り口には工事関係の看板があったが、道中に工事現場らしいところはなかった
着手前なのか、直す気がないのか

とにかく岩や土を除き作られていた道は2輪用だ

 

 

※帰路

帰るにあたり万座峠から中央道へはどうやって出ようか考えた
久しぶりに浅間山を観ていこうと、鬼押ハイウェイへ向かう

鬼押出し園を通過して(入ってません)

鬼押ハイウェイを進む
ここは未だに路肩駐車禁止だった。車を停めてゆっくりと浅間山を眺めたい絶好の場所だが、駐禁は意味不明
渋滞や追突事故防止なら、路肩に駐車スペースを確保すればいいのではないだろうか。それぐらいの敷地はいくらでもありそうだが。

私は堂々と駐車してしばし浅間山を眺めた(^^)

 

 

志賀高原 丸山林道

 

土倉林道の後、下高井郡山ノ内町までやってきました。志賀高原まで丸山林道を行く計画です
ところが入り口が分からず、いろいろと彷徨ってからようやく着いた。ココ

ここは中津川林道(秩父のじゃない)の入り口にもなっている
丸山林道は右だが、まずは左の中津川林道を行ってみる

実はこの地点はX字型の4差路になっている。私は左後方から来たが、右後方は中津雑魚川林道で竜王スキーパークに出る。つまり、丸山林道、中津川林道、中津雑魚川林道の林道交差点だ

道は酷い状態。道が川となってドロドロ、ヌルヌル。コケたら終わりだな(~_~)

ゲート自体は前情報で分かっていたが、錠も脇も固かった。これは無理

 
 

さて、本命の丸山林道を進む
うって変わってこちらは快適道~

砂利敷きはあまり好きじゃないけど、ここのは締まっていてしっかりグリップする。楽しい!

直線、ヘアピン、S字、いろんなコースがあって、しかも見通しが比較的マシ。決して激坂ではない程よい傾斜のアップダウン。明るい道、ほんのり暗い森の中。眺望もそこそこある
とにかくとても優等生な林道だ

長~いストレート(^o^)

こんな感じの雰囲気の良くないゲートがいくつかあった。もちろん入らない

ひときわ大掛かりなゲート

なにかと思ったら水利施設らしい

これだな。 by Google

支線道も立派だし、かなりの設備だろうと想像できる

入りたい衝動にかられたが、監視カメラ付きだったからやめておいた

こういうのは初めて見た。岩とポールを鉄筋で繋ぐか?ふつう

先に進む。相変わらず快適~

こちらは鉄塔保守用とみられる

と、ここで写真は終了。地点はココ

ここで事件が起きた。

このすぐ先でバイクが道路脇に停まっていた。BMW G650GS Sertaoだ
バイクを停めて話を伺うと、千葉から来たオフライダーだった

フロントタイヤをリム打ちしたらしくパンク修理中だったが、ポンプが故障して困っておられた。私のミニポンプをお貸しして入れてみるも、空気が入らない・・
どうやらあちこち穴が開いてしまっている。気付いたら私もジャケットを脱いでパッチ貼りのお手伝いをしていた

2時間ほど格闘し、いくつも穴を塞ぎようやく空気が入りタイヤを車体に取り付けると、また空気が抜けている。もうタイヤを外している時間はないな。
辺りがすっかり暗くなってきたので、ポンプで空気を入れながら林道を出ましょう、と。

真っ暗な林道をゆっくりと進む。そう言えばこれほど真っ暗なダートは初体験だ
バイクのヘッドライトだけだと地面の凹凸がほとんど見えない。いい経験になった(^^)

停まってはポンピング、停まってはポンピング、を繰り返し、ようやく「道の駅北信州やまのうち」に到着
ここでレッカーを待つことになった。さすがにBMWユーザーだ。しっかり保険(BMW純正?)に入っておられる

レッカーが来るまで40分ぐらい、バイクや林道の話で盛り上がる
伊那や天竜にも来る事があるらしいので、今度ご一緒しましょうと言葉を交わす
とても紳士な方でBMWがよく似合うと思った

やがてレッカーが到着。無事にバイクを積み込んだ
千葉のディーラーまで無料だって!すごいね

バイクはなんとかなった
しかし時刻は21時を回っている
さて、これからどうするか(^^)

 

長野市鬼無里 土倉林道

長野県は鬼無里の一夜山(いちやさん)の東側を走る土倉林道に行ってきました

鬼無里~戸隠は私の大好きな地域の筆頭に入ります。もう何度来たか忘れるぐらい訪れています
北アルプス5~6月の雪解け時期の美しさは言葉を失うほどです

上の写真はR406の白沢洞門から見える有名な風景です。昔は丸いトンネルだったのですが、何年か前に四角いコンクリになってしまいました。丸いほうが雰囲気があって私は好きでした

 

さて、土倉林道ですが、鬼無里日影の奥裾花自然園への向かう途中にあります。ココを左折

そしてココを入る。近辺が工事だらけで人が居たが何事もなかったようにスルッと(^^)

たぶんここが土倉林道入口。錆びたゲートは開いていた

道の状態はめちゃくちゃ悪い。轍に水が流れているようで、エグられ石も多い

ちょっとマシになってきたと思ったら、思いっきり崩落。ダメかと思った

右側に道が作られていた。崖っぷちギリだけど(^_^;)  先人様ありがとう

地割れも多数。ここはどういうライン取りをすればいいんだ?

他にも道が落ちていたり。まったく油断できない道だ、おちおち景色も観られない

ここも陥没。ブルーシートがかけてあって、残っている左側が狭い
ほんとに地面があるかどうか一応めくって確認した

「H29年 6/30~7/4にかけての梅雨前線 豪雨災害」とある。きちんと調査されている長野市さん、ご苦労様です

一夜山 南登山口

ココの分岐。右の支線を探索する予定だったが・・・

この通り草ぼうぼうなので断念した(~_~)

ようやく展望が開けてきた。あれは西岳だろうか?

終点に到着した。そこには一夜山の登山口があった。一応登ってみる

やがて広場に着く。登山口はまだ先に続いていたが、

一夜山を愛する会の警告板の先には入らなかった

 

さて、本線に戻る。ここから西岳林道となる。全舗装路だ
どうやら右の冷沢方面も通行止め。どこもかしこも災害だらけ

もう一つの探索目的地点に到着。上楠西林道ココ

なんとガチガチの強固ゲートだった。錠前も脇も固く断念(+_+)

そして、おとなしく品沢高原の別荘地に降りてきた

土倉林道~西岳林道で完抜きできたが、できれば最後の上楠西林道も通ってみたかった

ひょっとしたら、鏡池まで行けたかもしれない(途中は点線だけど)

これが全行程。土倉林道は前半(西側)がとても厳しい状況となっています

 

この後、志賀高原の丸山林道に向います。ここで事件が・・・