道志村の林道が閉鎖された

若干情報が古いですが、道志村の林道が通年閉鎖になったようです
道の駅近くのエリアです
越路線、室久保線、三ヶ瀬室久保線が対象で西沢線、東沢線も時間の問題でしょう

当初はコロナ感染対策で一時的の予定でしたが、そのまま閉鎖となった経緯があります
原因はいつものように一部の人のモラル欠如です
道のない場所を走ったり、沢の中に降りたり、夜間走行や周辺の騒音、破壊行為
これは4輪も2輪も両方です
一帯が水源地に指定されているのも理由の一つです

2年前に行ったきりですが、ほんとに酷い状態でした
道が荒れているので正直に言うと確かに楽しいのですが、
必要以上に路面を掘ったり、その惨状に少し悲しくなった覚えがあります

普段走っている林道でも自然災害で悲惨な状態になっている事がありますが、
それとは全く違って故意に破壊された道でした
少なくとも道路ではない場所を走るのは、やっぱりだめじゃないでしょうか

あの道をもう走れないと思うと、たいへん残念なことですが仕方がないですね

※参考記事
道志みち と 越路線林道

2018年8月の様子

諸子沢峯林道への連絡路

 

諸子沢にやって来ました。諸子沢峯林道と市道との連絡路を見に行きます

地理院地図で描かれているつづら折りは途切れています
その少し北東に航空写真では繋がっているように見える道があります
まあ、いつもの確認です(^^)
これです↓

 

静岡県静岡市葵区 諸子沢

南アルプス公園線(県60)を諸子沢で逸れて市道を大道島地区まで進む
防獣ネットを張っているお父さんが居たので、この作業道について聞いてみた

「道は悪いけど上の林道まで繋がっているよ。作業はやっていないと思うよ」
と、心強いお言葉をいただいた(^^)

鹿が苗木を食べてしまうので広範囲にネットを張っているらしい。しかもお一人でやっている
まったく迷惑な話だヽ(`Д´)ノ

入り口はココ   ※地図中央の十字マーク
いきなりの急坂だ

上がり始めてすぐに気配を感じる
んっ? なんかいるぞ(ーー;)   ※写真の中央付近、小屋の左10mぐらい

鹿だ!(@_@)
お父さん〜 ここに鹿が居ますよ〜
声は届いただろうか?

あっちいけと手を大きく振ると、鹿はお父さんの畑に向かって歩き出した

・・・
そっちじゃない・・

言葉が通じないから仕方がないか(^_^;)

キャタピラ跡が深く残る急坂が続く

この高低差から斜度が想像できるかな?

どうやらあの上で抜けるようだ

諸子沢峯名物の送電線が見えた(^o^)

林道までもう少し。作業道はまるで迷路だ

なんとか本線に出られた。ちょうど舗装済みの区間だった

中保津方面は現在工事中。舗装化らしい(T_T)
今日は作業はお休みのようなので歩いて様子を見に行く

工期はR3年5月まで。すごく足取りが重いぞ

ん〜 (~_~)
僅かな希望は打ち砕かれた

予想はしていたけど、この光景を見て愕然とした
ボブスレーコースが全部舗装されてしまう・・

あーあ、ここも舗装されてしまうのかー
綺麗な景色を見ながら複雑な思いで黄昏れる

ぼーっとしていると元気のいい排気音が聞こえてきた
浜松ナンバーのオフライダー4人組だ。どこが通れるかなど会話を交わした

このブログの読者の方がいていきなり親近感が増した。ありがと〜
みんな楽しそうに走っている。とってもいい笑顔だ(^o^)
ちょっと元気をもらった。バイクに乗っている若者を見ると安心する

ダートが残っているうちにたくさん走っておこう\(^o^)/

諸子沢峯林道と市道の連絡路は繋がっていました。何台か重機が居ましたので作業中だと思われます
どのみち同じ所に降りて来るのであまり意味がないのかも知れませんが、アクセスは多いほうが楽しいですね

問題の舗装工事ですが、すでにかなり進んでいるので完了するまで通れません
ボブスレーコースは楽しかったんですけどね。残念です
数回しか通れませんでしたが、行っておいて良かったと思います

 

 

 

二俣町 阿蔵川周辺の林道

 

 

二俣町にやって来ました。阿蔵川周辺の林道を行きます
近場なので見送っていましたが、想像以上の林道天国でした(^^)

静岡県浜松市天竜区二俣町 阿蔵

まずは阿蔵東線へ。ここは短いピストンだ①
入り口はココ  ※地図中央の十字マーク

ほぼ自然土の緩い登りを進む

地図通りに終点となった。特に何もないなー

さて、入り口に戻って北進の道を行く
線名がないので阿蔵川線(仮)とする②

1つ目の分岐があるが、一旦見送って奥に進む③

2つ目の分岐は阿蔵只来線。これも見送る④

3つ目の分岐には小屋がある。見送り⑤

4つ目の分岐。これは奥のループ道で戻って来る所⑥

いよいよ最奥に到着した
道が急に狭く勾配もキツくなった。ここからループ道の始まりだ⑦

2輪がやっと通れるぐらいに狭い。完全に杣道だ

谷の周囲をグルーっと周る。楽しくて仕方がない(*^^*)

道が悪く片側は崖なので要注意。集中しよう

ループ道を外れる道に入ってみると、

坂を上がったらところで行き止まり。何の為の道なのか?

 

本線に降りてきた
一応この小屋のある作業道も入ってみよう⑤

入っていきなり連鎖倒木。一体何本あるのか(^_^;)

ちょっと歩いてみたがどこまで行っても倒れまくりだ。どんだけあるんだ(~_~メ)
こんなに切れないので仕方なく断念した

元は橋が架かっていたであろう作業道
実は地理院地図に描かれているのは右岸のこの道だ

下の道は一通り確認したので、上の道に上がってみる。これは阿蔵只来線④
北の尾根道に上がれる一番まともな道だ

上がった所には眺望がきく場所がある

アクトタワーは肉眼でしっかり見える(*^^*)

ビューポイントの少し北東に四差路がある。ここは要所だ

A.千年の森を経てR362に。大渓二俣線
B.地理院地図には描かれていない。上只来に抜けられる←重要
C.玖延寺方面への尾根道
D.今上がってきた阿蔵只来線

Cの尾根道は幅員の広い走りやすいオールダート

最終的に倒木の先で行き止まり。あとは歩道が続いていた

行き止まりの少し手前に玖延寺に降りらそうな道があるが、荒れていたので行かなかった
非常に気になったので行った方、状況を教えてくださいm(_ _)m

③の作業道はデカイ障害物はあるけど、なかなかの快適道だった

次にこれを右へ上がってみる
地理院地図では途中で途切れているが、航空写真ではかなり奥まで北進できそうだ⑨

なかなか距離があって楽しい(*^^*)

最終的に栽培場?で終点になった

最後に上只来地区に抜けられるこの道⑩
今回最も重視したルートだ

分岐が何度かあるけど基本左へ

沢沿いに下る非常に荒れた道。雨の後は相当酷いと思われた

大きな障害もなく只来に出られた

 

二俣町阿蔵の林道を周ってみました
狭い範囲に林道が密集しているとても優秀なエリアでお薦めです。しかも抜けられます

特に素晴らしいのは上部の道と下部の道のアクセスが複数ある事です
現在確実に通れるのは2本ですが、少なくともあと3本通れる可能性があります
一箇所崩れても迂回できるというのは大きな安心感があります
これは林道の本来の目的として重要な事ではないでしょうか

 

 

 

 

※少しだけ補足

どうでもいい事かもしれませんが、私的にはとても気になったので書いておきます
分岐に小屋のある作業道⑤ですが、地図上では北端で歩道に接続されています
実際には紫線のログのように車道があります

問題は途中で交差している地点(A)。ここで⑤から伸びている道が完全に遮断されているようでした
元々は実線表記なので車道だったと思われ、どうしてこういう処置になったのか・・

A地点で上から⑤の道を見た状態。丸太で封鎖されているように見える
雑草が酷いがちゃんと道がある

下から丸太を見上げた写真。⑤の道に立ってカメラを構えている
橋を架けてあるようにも見える。しかしこの場所は十分な幅員があり、こんな事をする必要はない

何かの置き場を設置したのか・・
そもそもどうして道を塞ぐような事をしたのか・・
謎だ。(~_~)

という事で、⑤の道は頑張って上がってきても抜けられません