川上嶺線と南赤石線

 

天候が落ち着いたので安心の川根本町にやって来ました。川上嶺線と南赤石線の様子を見に行きます
静岡県榛原郡川根本町 上長尾

すっかり定番ルートとなった町道長松線を上がります。ココ ※地図中央の十字マーク
この”長松線”という名称は、松尾(まとう)地区と長野地区を合わせたものだろうか?

砂利敷きは若干荒れ気味だ

 

長松線を終えて北へ上がっていく

たぶん片付けされている様子。落石が脇に避けられている

ここの展望箇所。天気が良かった試しがない(T_T)

一気に大札山登山口の駐車場のゲートに到着

辺りはシーンとしている。ここは未だ閉鎖中だ
少しだけ先も見てみよう

ちょうど蕎麦粒山線の分岐の所で工事中だった。今日はお休み

下を覗くだけでもかなり怖い。いつも思うけど危険な仕事だ

この先は杉川林道だ
この様子を見るのも今回の目的 (ー_ー;)

 

南赤石線を下る途中で支線に入ってみたら、すごく綺麗だった(^^)

間伐の真っ最中かな。これは搬出はしないのだろうか

普通に終点になる。短いけどいい道だ

起点のチェーンゲートは下りていた。作業車が入っているのかもしれない

南赤石線が通行止めなので、大札山へは行けないと思い込んでいたのだが、代替えルートがあるようだ
しかし時間がかかるコースのようで気軽には行けない
登山者にとっては便利な南赤石線の復旧が待ち遠しいのではないだろうか

川上嶺線は定期的に掃除しているのでしょうか、片付けられていました
地質が脆い箇所はすぐに土石に覆われてしまいます
南赤石線は大札山登山口までの道のりは落石程度で問題なさそうですが、その先で工事中でした
さらに上部の山犬段までの道のりでも断続的に工事をしているかもしれません

 

町道鱒沢線 絶望のなかに見えたもの

 

南会津に来ています。町道鱒沢線を行きます
福島県と栃木県を跨ぐ林道です。途中、安ヶ森峠を越えます

県跨ぎの林道はこれで3つめですが、この道が一番険しいと思われます
安ヶ森峠から栃木県側は安ヶ森林道となっていて、逆から一昨年に行きましたが途中の悪路で断念しています

福島県南会津郡南会津町 戸中

入り口はココ   ※地図中央の十字マーク

釣り人と思われる車両が何台も入っている。そのおかげで道もカチカチだ

やがて通行規制になってしまう。緩いパイプA型

しばらくは何ともないけど、だんだん怪しくなってきた

これは斜面から砂が流入して道が無くなってしまっている

川の浸食で幅員が狭い箇所が多数。4輪は無理だ

徐々に岩も多くなりだんだん険しくなってくる。なにか試されているような気がしてきた(^_^;)

遂に幅員がタイヤ1本分になる場面も出てきた。これは思わぬイベントだ(^o^)

そしてこの陥没、というか沢。底からは1.5mほどあるだろうか
これがカークさんが言っていた橋があった跡だろうか?

ここで宇都宮ナンバーのKLX氏と出会う。同じく先に進むかどうか迷っている様子だった
助けてもらえば行けそうな気もするが、私は2年前のこの先の状況を知っているので
一旦歩きで調べることにした

歩きでも難儀する箇所もあるが、しっかりとトラ車跡は付いている。よく行くよなー

また沢だ。ここにも丸太橋の痕跡がある

倒木は結構カットされているので、あの沢が行ける人は進めると思う

どんどん悪化する
ここも崩れていて道はほぼ斜面だ。しかも砂

ガレ場もいくつかある

!!!

なんだ!? 倒木?

てんこ盛りじゃないかー

どうやら沢から倒木が流されてここに溜まってしまったようだ
道を完全に塞いでしまっている。ここでバイクでも無理となった
ここは以前、反対側から来て引き返したヘアピンだ

そして、対岸を見ると・・

 

あー 道が完全に落ちている

という事で、鱒沢線〜安ヶ森線は完抜け不可となりました
それに復旧は絶望的でしょう

ですが、鱒沢川沿いに上がる林道は景観がとても綺麗で、ガレあり、砂山あり、スリリングなシングルトラックもありと、
自然の中、オフロード走行を楽しんでいることに気付きました

 

ここで出会った宇都宮ナンバーのKLX氏、実はこの日何度か離合しています
私と同じソロで来ていて、きっと同じようなコースを辿っているんだろうなー と思っていました
あそこはどうだった、ここはこうだった、という林道談義に盛り上がりました(^o^)

今回は行きませんが、事前の調べで通行止めとなっていた七ヶ岳は実は行けるという事を聞きました
そして、川俣檜枝岐林道の栃木側の例の大崩落はまだ直っていないという最重要情報をいただきました
生の情報、特にライダーの話しは貴重ですね

きっと見ていないと思いますが、その節はどうも。また南会津で会いましょう(^_^)/~

 

 

※反対側から行った時の記事
一級村道ウツルギ沢線~安ケ森林道 福島県へ 2018.06.27

 

 

 

栗山舘岩線 県道350号

 

南会津に来ています。栗山舘岩線(県道350)を行きます
先ほど行った「川俣檜枝岐林道」と同様に福島県と栃木県に跨る林道で
最高地の田代峠が県境になります。峠付近に猿倉登山口があります

この道もずっと通行止めが続いていて、福島県側が8/7にようやく解除になりました
栃木県側は引き続き通行止めです

福島県南会津郡南会津町 湯ノ花

R352から逸れてココで県350に入ります。  ※地図中央の十字マーク
しばらく快適道を進むと、ダートになります

すごい交通量だ。何台も離合する
みんなこの道の開放を待っていたんだろうか?(^o^)

森を抜けると一気に開けて見通しのいい道になった

予備の駐車場であろう広場を過ぎると間もなく登山口だ

猿倉登山口に到着した。ここまでは楽々だ
駐車スペースにはぎっしり登山者の車が停まっている
入り口付近では人の出入りが激しい。大人気だ

私が行くのはこっち。A型パイプで規制中だ
背中にめっちゃ視線を感じながら静かにヌルっと

自然土のダートで始まる。いいぞ〜(^o^)

自転車の人が懸命に漕いでいる。険しい顔だがとても楽しそうにすれ違う

田代峠に到着した。ここが県境

予想通り眺めは良いのだけれど、天気がイマイチ(T_T)

県境にはゲート実装  ←林道あるある

戦った形跡がある。ここまでやるか?
破壊はダメだ、これはやってはいけない

ゲートに施錠はされていなかった
作業中も疑ったけどお盆だし、A型パイプ前には車も停まっていた。それはないだろう

稜線の少し下を真っ直ぐ道が通っている。見えるかな?

確かに荒れているけど、ガードレールやカーブミラーも装備したちゃんとした県道だ

沢から土砂が流れている。まだ進めそうだ

たまに舗装になったりする

いい感じに行けていると、だいたい悪いことが起こるんだな・・

でかい倒木に出会ってしまった(-_-)
上から落っこちてきたみたい

寝かせて潜れる範囲ではない。誰かー と一応声を出してみる
頑張って切ろうかとも思ったけど、もう一箇所どうしても行きたい所があるので諦めて戻ることにした(T_T)
なにせ時間がない。今日中に名古屋に戻らなければいけない

 

栗山舘岩線は猿倉登山口までは問題なく行けます。8/7開放なのでギリでした
夏のシーズンに間に合うように急遽対応したのでしょうか。頑張りましたね

田代峠から栃木側ですが、道自体はそれほど酷くないです
倒木をなんとかすれば進めると思いますが、終点までは5km強残っています
車両は入っていない様子だったので、どんな障害があってもおかしくありません
因みに終点(川俣湖側)は施錠ゲートで、脇は無理です

この後、2年越しの確認作業に行きます