沼田市にやって来ました。栗原川林道の様子を見に行きます
この超有名なロングダート林道は通行止めが続いています
19号台風をきっかけとする災害による崩落が原因ですが、衝撃的なのが沼田市のホームページのこの一文です
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「今後通行することができません。」!?
直す予定がないと言い切っているように見えます。これはショックです(゚д゚)!
実際はどういう状況なのか?
それを確認に行きました。鍵は”巨大フェンス”でした
どうでもいいことですが・・
「利根町根利」(とねまちねり) 漢字が回文です(^_^;)
よたろうさんの情報を参考に今回は南側の根利から入ります
ついでに新地林道を行ってみようと思います
根利牧場の奥からアクセス。入り口はココ ※地図中央の十字マーク
深めの砂利敷き。とても綺麗な林間だ
小中新地線との分岐。これは左へ
ゲートは施錠されていないが、チェーンと錠前が装備されている
つまり、閉められる可能性あり
脇のエスケープもパイプで対策済だ
周辺の様子を伺っていると後ろからオフ車のペアが来た。WRとCRFだったかな?
いろいろと話していると、一応行ってみてダメなら戻って来ようと出発された
二人なら大概のことは出来るもんね
この方々は栗原川林道を根利から正規ルートで行き、実際に崩落現場を見てきたらしい(*_*)
道の状態はとても良好で薄い砂利敷き
途中でピストン支線もあるが今回は見送って本線のみを行く
ずっと開けていて明るい道だ。天気が残念(T_T)
九十九折が見えてくると終点だ
こちら側にもゲートがあるがトラロープ止め(^^)
脇がないのでホッとした
さあ、ここから栗原川林道本線を行こう
岩場や絶壁が多く森林の中はとても綺麗だ(^^)
四差路に到着。迫力のあるバリケードが見えてきた
ここには左右に支線があって、本線は直進なのだが。
脇もしっかりパイプでガード。容赦のない拒絶感だ
このゴツいコンクリブロックには装飾が施されている。城壁にも見える、何かの再利用だろうか
こんなものが設置されているという事は工事車両も入らないという事で、
しばらくは作業をしないことを意味しているのではないか。
それでも、
黙っていない人は必ず居るもので・・
バリケードの反対側は2m以上の壁なのだが(^_^;) これを上がるとは・・
崩落現場は気になるけど、私はおとなしく根利地区に戻ることにした
木製のガードレールが洒落ている。きっと手間がかかるのだろうけどいいね
獣避けの巨大フェンスが見えてきた
カンヌキの取っ手がよく出来ていて、手を突っ込まずに両方から操作できるような造りだ
こういう気の利いた仕組みが個人的に好きだ
新地林道は状態のいい広い幅員で明るい道でした。両端ともゲートがあり、施錠はなかったですが、閉まることもあると思われます
肝心の栗原川林道は上記のように四差路で完全封鎖されています
よたろうさんの情報によると反対側の追貝側も舗装路終端で写真にあるようなコンクリブロックで封鎖されているようです
当面は(永遠に?)根利側の1/3の区間で楽しむことになりそうです
巨大フェンスには強めの規制の文言が掲示されていますが、普段は施錠はされていない様子でした
実際に地元ナンバーのハイカーや釣り人を何組か見かけました
なお、コンクリバリケードまでの区間では崩落など危ない箇所は見受けられませんでした
皇海山は日本百名山にも選ばれるほどの山ですが、群馬県側から登るルートはこれで断たれたことになります