栗原川林道の閉鎖状況(根利側)2020年8月

 

沼田市にやって来ました。栗原川林道の様子を見に行きます
この超有名なロングダート林道は通行止めが続いています
19号台風をきっかけとする災害による崩落が原因ですが、衝撃的なのが沼田市のホームページのこの一文です

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「今後通行することができません。」!?
直す予定がないと言い切っているように見えます。これはショックです(゚д゚)!
実際はどういう状況なのか?
それを確認に行きました。鍵は”巨大フェンス”でした

群馬県沼田市利根町 根利

どうでもいいことですが・・
「利根町根利」(とねまちねり)  漢字が回文です(^_^;)

よたろうさんの情報を参考に今回は南側の根利から入ります
ついでに新地林道を行ってみようと思います
根利牧場の奥からアクセス。入り口はココ  ※地図中央の十字マーク

深めの砂利敷き。とても綺麗な林間だ

小中新地線との分岐。これは左へ

ゲートは施錠されていないが、チェーンと錠前が装備されている
つまり、閉められる可能性あり
脇のエスケープもパイプで対策済だ

周辺の様子を伺っていると後ろからオフ車のペアが来た。WRとCRFだったかな?
いろいろと話していると、一応行ってみてダメなら戻って来ようと出発された

二人なら大概のことは出来るもんね
この方々は栗原川林道を根利から正規ルートで行き、実際に崩落現場を見てきたらしい(*_*)

道の状態はとても良好で薄い砂利敷き

途中でピストン支線もあるが今回は見送って本線のみを行く

ずっと開けていて明るい道だ。天気が残念(T_T)

九十九折が見えてくると終点だ

こちら側にもゲートがあるがトラロープ止め(^^)
脇がないのでホッとした

さあ、ここから栗原川林道本線を行こう

岩場や絶壁が多く森林の中はとても綺麗だ(^^)

四差路に到着。迫力のあるバリケードが見えてきた
ここには左右に支線があって、本線は直進なのだが。

脇もしっかりパイプでガード。容赦のない拒絶感だ

このゴツいコンクリブロックには装飾が施されている。城壁にも見える、何かの再利用だろうか
こんなものが設置されているという事は工事車両も入らないという事で、
しばらくは作業をしないことを意味しているのではないか。

それでも、
黙っていない人は必ず居るもので・・

バリケードの反対側は2m以上の壁なのだが(^_^;) これを上がるとは・・

 

崩落現場は気になるけど、私はおとなしく根利地区に戻ることにした
木製のガードレールが洒落ている。きっと手間がかかるのだろうけどいいね

獣避けの巨大フェンスが見えてきた

カンヌキの取っ手がよく出来ていて、手を突っ込まずに両方から操作できるような造りだ
こういう気の利いた仕組みが個人的に好きだ

新地林道は状態のいい広い幅員で明るい道でした。両端ともゲートがあり、施錠はなかったですが、閉まることもあると思われます
肝心の栗原川林道は上記のように四差路で完全封鎖されています

よたろうさんの情報によると反対側の追貝側も舗装路終端で写真にあるようなコンクリブロックで封鎖されているようです
当面は(永遠に?)根利側の1/3の区間で楽しむことになりそうです

巨大フェンスには強めの規制の文言が掲示されていますが、普段は施錠はされていない様子でした
実際に地元ナンバーのハイカーや釣り人を何組か見かけました
なお、コンクリバリケードまでの区間では崩落など危ない箇所は見受けられませんでした

皇海山は日本百名山にも選ばれるほどの山ですが、群馬県側から登るルートはこれで断たれたことになります

 

 

 

田沢梨木楡沢林道 最後の最後に

 

 

桐生市にやって来ました。田沢梨木楡沢林道を行きます
県70と県62を繋ぎ終点は花見ヶ原森林公園に至ります
高所を通る箇所が多く、尾根道も期待できます。最高地で1100mほど

群馬県桐生市黒保根町 下田沢

入り口はココ ※地図中央の十字マーク

ちょっと珍しい看板がある。特注品だな(ーー;)
どうやらこの道はスピードを出した車が飛んでくるようだ。気をつけよう

非常に締まったフラットダート。薄めの砂利敷きで乗用車でも楽々だ
スピードを出して走りたい気持ちは分かる。しないけど。

ゲートは開いていた。錆びついていて普段から開放されている様子
川遊びをしているファミリーなんかもいる。どうやら友好的な開放林道だ(^^)  と、思っていた

釜ヶ沢林道との分岐点。この時は何となくスルーしてしまった
後になって行っておけばよかったー と後悔(T_T)
※※※釜ヶ沢林道の情報をお持ちの方状況を教えてください※※※

ずーーっとフラット。ちょっと飽きてきた
どうやら車は飛んでこないようなのでひと安心(^^)
対向車がない理由は後で分かった

支線は鉄塔までの管理道路みたいで一応入ってみた。右へ

普通に鉄塔で終点だった

本線は相変わらず快適道

何となく峠っぽい。ここからは下りかな

ん!?

さっきまでのフラット道路と様相が全く違ってきた
デコボコ、落石、倒木が続く。一気に悪路だ

このポールから先で道が一段落ちている(掘れている)
眠たくなりそうなフラットダートから一転、最後の最後に試練が待っていた

と言っても、オフ車は何の問題もないけど(^^)v

終点のゲートは閉まっていた。施錠の確認をするのを忘れたー

 

田沢梨木楡沢林道は両端とも県道から直接アクセスできて分かりやすいです
終点付近以外は全く平和な道で普通4輪でも行けそうな感じでした

起点には規制類の掲示がありません。問題は序盤にある踏切ゲートです
錆びついていたので使っていないかも?と思いましたが実際は不明です
終点は付近があのような状況なので閉鎖しているのでしょう

 

この後、根利に向かいます

 

東豊林道完抜けと御林林道

 

 

菅平高原に来ています。東豊林道を行きます
前回は通行止めのために半分しか走っていませんので、完抜けが目標です(^^)/

長野県上田市 菅平高原

入り口はココ  ※地図中央の十字マーク

ここで分岐する釜平南林道は今日もチェーン閉鎖だ。いつか開かないかな

本線には砂利が増量されているようだったが、すでに流されている箇所も多い

峠の広場から先が「通行困難」の区間
相変わらずA型の緩い規制だ

掘れてる掘れてる

でも前回とさほど変わっていない。私が隙間に埋めた石もそのまま残っていた

洗掘〜 洗掘〜

もうどうでもよくなって、だんだん楽しくなってきた(^o^)

!!!

んっ!? ピンクテープ?

あらー 落ちてるねー
やっぱり状況は酷くなっているんだね

この右半分もじきに落ちるのだろうな

崩落現場のすぐ先に分岐。左は御林林道
直進して本線を進む

この区間がとても良かった
若干ダンプの轍はあるけど、湿った自然土で面白い\(^o^)/

道の湾曲や明るい森がとてもいい感じ(*^^*)
スピードを出す必要性など全くなく、極低速で林間を楽しんだ
いかにもグリップしそうな良い色の土でしょ?

やがて舗装になり終点に近づいてきた
切ってあるのは全部倒木か。相当酷かった様子だ

無事終点に到着
今回はたまたまなのか作業には出くわさなかったが、今は伐採作業の真っ最中だ
掲示では「切捨間伐」工期は年内一杯

松代町東条の街並みを見ながら休憩(*^^*)
さあ、御林林道に向かおう

地蔵峠に到着。御林林道の入り口はココ

ここも良い状態だなー
でも岩が多めでちょっと怖い。大きめの石でケツを取られてヒヤッとする

崩落現場は相変わらず放置だったが、前回より傾斜がマシになっている?
踏み均されたのかもしれない

東豊林道との合流地点に再びやってきた
菅平高原に戻りたいから、もう一度東豊林道を往復する

戻ってきた。正式な入り口には倒れているA型が1コだけ
あの道路状況にしてはかなりおおらかな対応だ(^o^)

菅平高原に戻ってきたのはここに来るためだ
洗馬林道(加賀森つばくろ線併用林道)を北側から行ってみようと考えた

おもいっきり車両跡。これはヤバいなー
そして不幸にも予感は的中してしまう(T_T)

これは振り返りの写真
ちょっと先で搬出作業していて止められてしまった(^_^;)
仕方ない、今日は平日だしな。また次回にしよう

やっと東豊林道を完抜けできました。状態はあまり変化ないですが大きな道落ちが1箇所増えていました
非常に危険ですので近づかないでください
御林林道は問題なく通れます
洗馬林道は縁がないのか今回も行けませんでした(T_T)

次は群馬へ向かいます